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Posted by naturum at

2010年06月17日

しゃぼんだま

♪ しゃぼんだま とんだ  
 
 やねまで とんだ

 やねまで とんで 

 こわれて きえた ・・・・・



我が家に訪れてくれた小さな命は、たった三日で亡くなってしまった。

未だ、目も開かず、この世を見ることも、母親の顔を見ることもなかった。


夜勤明け、家に帰ると様子がおかしかった。
慌てて獣医に連れていったりしたのだけれど、
私が至らず、死なせてしまった。

悲しいとは思えず。
悔しいやら、情けないやら。



仔犬が亡くなって一カ月が過ぎ、ようやく報告できるようになりました。

お祝いのメッセージを頂いた いまるぷさん、茶柱さん、
まだ返信もしていない どかーんさん、ももさん、

ありがとうございました。
そして申し訳ありません。

  


Posted by じん at 13:58Comments(1)下界の日々

2010年05月13日

誕生!

大変ご無沙汰しておりました。
申し訳ありません・・・。

去年の11月、常念岳に登ったのを最後に、
ほぼ半年の間仕事と酒、睡眠に明け暮れておりました。(沈

今回は、山のことではありません。

なんと我が家の犬に、二世が誕生しました!

今朝は夜勤明け。
家に帰って、りょう(犬の名)を見たらなんだかよそよそしい感じ・・・・。

「さては!」

庭先でおしっこを済ませても、なかなか家に入ろうとしないんですね。

家の中の方へ耳を向けると、微かに頼りない鳴き声がします。

「おぉ~~~~っ! 生まれたか!!!」

ホントは心配だったんです。
「何匹生まれるんだ?」

私は飼えてもあと一匹と思っていました。
多産系といわれるレトリーバー。
後は一生懸命、里親探ししなければと、半ば腹をくくっていたのですが。

飼い主である私の懐具合をよく分かっていたようで、
なんと、一匹。
高齢出産だからでしょうか?
先日、獣医さんでエコーを使ってお腹の中を見てもらったのですが、
確認できる心臓は一つだけでした。
獣医さんは、「見えないだけかな~」なんて言っていたんですけれどね。


こんな子です。









正直一匹で、ほっと安心であります。
母子共に元気そうですし・・・。
何より、かわいいのさ。

「それにしても、一人で良く産んだよ。
犬は安産というけれど、初産で不安だったろうな。」

そんな気持ちです。





  


Posted by じん at 12:14Comments(8)下界の日々

2009年11月25日

行けず・・・。

24日、行けなかった。

前日は酒も飲まず、山に行くことを楽しみに早々に休んだのだけれど、
早朝2時起きてはみたものの体が重く動けず。
ここ3週間ほど仕事がハードだった。
疲れが一気に出てきた感じ。

歳ですなぁ。

そのまま寝返して、次に起きたのは11時。
少しは楽になるかと重くだるい体に鞭打って?
近所の温泉に行くが、やっと。
方道5キロが運転しても遠く感じられた。
さっぱりして家に帰ってもそのまま眠る。
24時間眠って、今頃ようやく食欲が出てきて食事の準備。

今夜からは夜勤だ。
さぁ、寝ておこう。

という、言い訳でありました。(沈

  


Posted by じん at 13:44Comments(3)下界の日々

2009年11月21日

さて、何処へ。

来週の24日は休日。

天気予報を見ると、その日だけ晴れのち曇り。
前後の23日、25日の長野県界隈は雨マークになっている。

23日の雨が気がかりなのだが、
(里では雨でも、山では雪だろうからね)
今は24日は晴れるとの予報に、
何処に行こうか、地図と天気予報とにらめっこだ。

登山道までの林道の封鎖も考慮に入れなくてはいけない。
「積雪のため通行止め」なんて、ゲートを閉められてしまっては、
その日一日の計画が「おじゃん」になってしまう。

「安全パイならあの山だ」というのはあるけれど、
完全な積雪期になると行けなくなってしまう山にも、
行けるものならば今のうちに行っておきたいし・・・。

おそらく、24日の前日まで「どこ行こうか?」と、
アルコールに侵された頭で悩み続けている。
まぁそれも、登山の楽しみの一つなのかと。

問題はあと一つ。
どこぞの山に行くと判断した後、
当日の朝に「ずく」が出るかなのだ!(爆
(「ずく」は、根気とか気力などを意味する長野の方言です)


さて、どんな道が?



(イメージであります)
去年の12月12日、
八ヶ岳美濃戸より行者小屋への道中。

(クリックで拡大)




北ア、蝶ヶ岳、昨年11月3日、
豆うち平から上部で。


(クリックで拡大)








さて、どんな光景が待ち受けているのだろうか・・・。
やっぱり、私の「ずく」次第といった所か。










  


Posted by じん at 00:14Comments(4)下界の日々

2009年11月13日

ザックを。

昨日12日は休日。
天気が良ければまたどこぞの山に、なんて思っていたのだけれど、
北風も強くお山は雲の中に隠れてしまっていた。

先週、常念岳に行ったことであるし、
今週は休めということだろうか。

というわけで、昨日は近所の温泉に行ったり、
食料品や酒!などの買い出しをしたり・・・。

買ったと言えば、常念岳登山の前日に久しぶりに登山道具を買ったんだ。
隊長に教えてもらった松本市内のあの店で。

私がそれまで持っていたザックは、
小さなPAINE(石井オリジナル)のデイパックと、
大きな65リットルのMILLETのザック。
ともに25年ほど前に仕入れたものだ。

私の山歩きは基本的に日帰りであるし、
昨シーズンの冬山に登って、
それらのザックの小さすぎ、大きすぎに少々不便さを・・・感じておりました。
まぁ、贅沢なことを言わなければ、大きなザックでことは足りるのでしょうけれど。
大げさな感がありまして・・・。

という訳で久方ぶりに散財した道具であります。




ピンボケですみません(笑

やっぱりシンプルなものを買いました。


早速常念岳にも背負って行きましたが、背負い心地、使い勝手共にいい感じ。

押入れの肥やしにならぬよう、お山に行かなくては・・・。


  


Posted by じん at 11:29Comments(4)下界の日々

2009年11月09日

常念岳、山頂へ。

前常念岳まで登ってしまえば、あとは緩やかな登り道。
景色を楽しみながら歩くと、
やがて常念小屋への分岐の道標が。




遠くに感じていた山頂も、
一歩一歩ごとに近づいてくる感じです。




常念小屋からの道と合流する頃になると、お槍さまが。
バ~ンとその全容を眺めることができて感動です。




合流地点から山頂への道は北斜面だからでしょうか凍っていて、
ここでアイゼンを装着。




ほんの少しだけ、雪山気分を味わいました。
若干、風紋も。




合流地点からは本当にすぐです。山頂。
前常念辺りから見たときには、「結構ありそうだなぁ~」なんて思っていましたが。
スケールが大きく見える山なのだろうかと。

山頂には展望図もあります。
分かりやすくて、これを見れば周囲の大パノラマも
「ほぉ、あれが○×山か・・・」と納得すること請け合いですよ。




私個人的には、ここからの展望はやはり槍~穂高でしょうか。



北方向を。




この日は良すぎるくらいの天気で、
山頂にいても微風。
1時間ほどゆっくりとおにぎりを食べたり、景色を眺めたり。
何時までも眺めていたい景色ではありましたが、
下りなくてはなりません。
最後にやっぱりお槍さま。



名残惜しいけれど、さぁ、帰りましょう!
11:20 、前常念岳方向。
松本平が良く見えます。右奥は八ヶ岳山塊。



下り始めて暫く。
25年ぶりに会うことができました。
実は密かに期待していたんですよ。「現れてくれないかなぁ」って。
私にはお山の神様の化身のように見えました。
お会いできたことに、感謝!感謝!







これから厳しい環境を迎えます。
イタチやテン、オコジョ、果ては猛禽類まで天敵も多いと聞きました。
どうぞご無事で、お元気に。
ささやかに祈りつつ、お山を後にしました。



  


Posted by じん at 00:54Comments(6)登山

2009年11月08日

常念岳、その2

さて、続きであります。
三股駐車場から少し林道を歩いて登山口。
そこから稜線に出るまで樹林帯の登りが続きます。
昨日はこの辺り、ヘッドランプで歩いたところまで書きましたでしょうか。
そろそろ明るくなってきました。

隣に見えるは崩沢尾根。



標高2200m手前で稜線に出ると、前常念岳が姿を現します。
ヘッドランプで暗い夜道を歩き、
夜が明けてからも樹林帯をひたすら登り続けてきた眼に眩しく映りました。



稜線に出てから暫くはなだらかな登り。
やがて木々もまばらになってくると、立ちはだかるように前常念岳が見えてきます。



穏やかな月の木漏れ日を与えてくれた今日の月も山に隠れそう。



樹林帯の終わりはこの辺り。7:54
ここから再び急登です。



この辺まで来ると、穂高の山々も顔を覗かせてくれます。
「槍~穂高連峰のパノラマはもうすぐだ!」とモチベーションも上がりますね。



前常念岳へは大きな岩だらけの道。
意外と・・・いや、結構疲れました。



なんとか頑張り高度を上げていくと石室が。
前常念岳山頂はこのすぐ先。



前常念岳山頂からはこんな具合に穂高連峰が。



真ん中ちょい左のとんがりは蝶槍です。
左奥は木曽の御嶽山、右奥は乗鞍。



前常念岳まで登るとようやく常念岳の全貌が見えてきます。
ここから地図のコースタイムで一時間ほど。
疲れた私の身にはもっと遠く感じられました。



それにしても雪が少ないですね~。



今日のところはこの辺で。

  


Posted by じん at 01:31Comments(3)登山

2009年11月06日

11月6日 常念岳

天気さえ良ければ松本市からいつも眺めることのできるこのお山。
今年中に何故だか登っておきたくて。

雪が里にも降るようになると登山口までの林道は閉鎖されてしまう。
そして、その時期は多分間もなく来るだろう。
林道が閉鎖されれば、もう私の手には届かなくなってしまう常念岳。

4日程前の天気予報では高気圧が過ぎ去ってしまうようでありましたが、
昨日の気象庁の発表で今日6日の午前9時頃、
まさに長野県の真上に高気圧が停滞しているとのこと。

先日の雪でお山も雪山になっているかも知れないし、
穏やかな天候が期待できるとあって、
急遽常念岳に行くことに。

午前4:30、三股登山口着。
平日なのと、山小屋も冬季閉鎖になったこともあってか、
駐車場には4台しか車がありませんでした。

明るくなってから登り始めようと思っていましたが、
月明かりが本当に明るくて、誘われるようにさっさと支度を整え5:00出発。
今朝は暖かくて、三股駐車場の気温は4度でありました。

月明かりが明るいと言っても、山や木の陰に入れば今のこの時間真っ暗の闇なので、
25年前の旧式ヘッドランプを点して。
静まり返った山の中、沢の音だけが響きます。

「まだ熊さん、冬眠してないよなぁ~」

枯葉一枚落ちる音にもビクッとしながら・・・・。
私はクマ除けの鈴を持ちませんから、暗闇の中ただ静かに歩きます。
辺りの気配に神経を尖らせて。
とは言っても、野生の動物の方がその感覚は私の10倍も100倍も上手でしょうから、
この歩き方は危険なのだと思います。
そうとは分かっていても、こういう登山スタイルが好きなので・・・。
仕方ないですね・・・。(笑

さて、今日のところはこの辺にしておきます。
山から帰ってきたばかりで写真の整理が追いつきません。

一枚だけ、最高のお天気で素晴らしい展望でありました写真を。
クリックで拡大します










  


Posted by じん at 19:04Comments(3)登山

2009年11月02日

微かに・・・彩雲。

昨日の雨天とはうって変って、今だけいい天気。(また夕方から雨なのだそうである)
先ほど仕事から帰り、外で犬を遊ばせながら(第3の)ビールをグビッとやりつつ空を見上げたんですね。

ん?うん???、

慌ててカメラを持ち出し、消えかかりそうな彩雲を・・・。





「この程度の彩雲で喜んではいけない!」なんて言われそうだけれど、
私はこれで幸せな感じなのであります。

ところでここ信州は松本市も今夜は冷え込むようで、
気象庁の予報では最低気温0度とのこと。
今夜の雨は、里でも雪になるのかな?  


Posted by じん at 11:45Comments(4)下界の日々

2009年10月19日

赤岳(県堺尾根)

五月のゴールデンウイークに櫛形山に行って以来、
なんと約五か月ぶりの登山。

いまるぷ隊に急遽参加させていただいて、
八ヶ岳の赤岳に県堺尾根を経て登ってきました。

県堺尾根は清里方面からのアプローチで、
これまで美濃戸側からしか登ったことのない私にとっては未踏のルートで期待が高まりました。
地図を見てみると、鎖場の連続…とあって楽しそうです。

私が寝坊したこともあり、正規の集合時間には間に合いませんでしたが、
何とか登山開始時刻には合流。
チャイさんの入れてくれたコーヒーを頂きつつ身支度を整え出発。

これまでほとんど一人での登山ばかりしてきた私にとっては、
道中、話をしながらの山歩きが楽しくとても心強いものでありました。

軽くウォーミングアップを兼ねて沢伝いに道を詰めると登山口。
第一回目の小休止。
目指す赤岳に朝日があたる。



朝日のあたる白樺。


 6:10頃、小天狗目指して出発。
絶好の登山日和。


この辺り、ナナカマドも赤く色づいて。



小天狗より県堺尾根全貌。



東側を振り返ると絶景が広がっていました。



隊長お勧めの撮影ポイント。



登山口から小天狗までは少々きつい登りでありましたが、
小天狗から大天狗まではなだらかな明るい尾根道。
白骨樹の白と空の青、澄んだ空気が清々しい。



大天狗を超えると、いよいよ鎖場です。



ぐんぐんと標高を上げ、横岳も間近に。



月を目指して登る??



赤岳山頂直下。間もなく山頂です。



山頂到着、10:30。
平日ですが賑わっております。



赤岳山頂より北八ヶ岳方面の展望。



山頂で昼食を摂り、さぁ下山。
山頂からは赤岳展望荘周りで県堺尾根へ。
またまた鎖場を下ります。





大天狗まで下りてしまえばなだらかな尾根道。
隊長、団長、トレラン気分で走って行っちゃいました・・・。



この後、順調に下り午後3時駐車場着。
温泉に浸かり、おいしいものを食べて解散となりました。
今回は最高のお天気にも恵まれて、とても気持ちの良い登山でした。
参加させていただいたいまるぷ隊長、チャイ団長、本当にありがとうございました。
再び山に向かう情熱が湧き上がってきた次第であります。

またぜひご一緒に。
よろしくおねがいいたします。





  


Posted by じん at 18:08Comments(4)登山

2009年05月09日

櫛形山~第1回、幕営だけが人生だ~

ゴールデンウイークに催された山中キャンプの集い。
私も恐る恐る・・・・・・・・、参加させて頂きました。

参加された皆さんは既にブログをアップ済み、
ということで私はもう何も語りますまい!
(え?遅すぎで??。
いやぁ、ようやく今日は仕事がお休みなんですよ~)

それはともかく、ご参加の皆様へは
ただただ、私を含めうちの犬がお世話になりましたこと、
厚く御礼申し上げる次第です。


さて、語らないと言っておいて何なのですが、
私自身久しぶりの山中テント泊。
いやぁ、気持ちのいいことといったら、そりゃぁ~もう!。
(あ、うちの犬はおかげさまで初テント、初キャンプ)

皆さんの楽しいお話を聞きながら、
安心感と開放感に、ホケ~っと幸せ気分でのんびりとさせていただきました。

中でもお気に入り。
ラードさんがお持ちになられたプチカマド。
このとろとろと静かに燃える火が実は大好きでして・・・・。
これを見ているだけで酒がすすみます(爆






翌日4日に、心ひかれながらも私は下山。
犬の後をトボトボとついて歩きました。






末筆ながら、ランドさん、犬のおやつをありがとうございました。
気を使って頂きましたのに・・・・、入れ違いのように帰る羽目になってしまい申し訳ありませんでした。


皆様、このたびは本当にありがとうございました。
また、どこぞの山で。
あ、この場でもよろしくお願いいたします。


では。



  


Posted by じん at 14:25Comments(25)キャンプ

2009年04月24日

ヤマボウシ(花)

今年は何故か春が短いような気が・・・・。

梅、桜が咲いたかな?と思ったらもう街なかでは花みずきが満開だ。
我が家の裏の(西洋に対し和の)ヤマボウシも満開である。

4月13日には蕾。



4月24日には満開。



春の花の、地味な代表?タンポポだってもちろん咲いていますが、
久しぶりに、和タンポポを見つけましたよ~。



何でも、‘ガク’が反り返っているのが西洋タンポポで、
写真のように‘ガク’がぴったりと花にくっついているのが在来種の‘和’タンポポなのだそうだ。
ブラックバス、セイタカアワダチソウ、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その他諸々・・・・。
いわゆる外来種による生態系の破壊、ということに多少なりとも私としては危惧の念を抱きつつ、
この和タンポポを眺めるのだ。


堅苦しい話はさて置いて。


やはり、うちの裏庭にある山椒の木。
いい感じで芽吹いて、やがて実になる蕾も順調に成長しているようですね。
ピンが甘いですが・・・。



去年は、ちりめんじゃこをしこたま買い込み、
この山椒の木がもたらせてくれる豊潤とを合わせて、
自家製’ちりめん山椒’なるものを大量に作り楽しませて頂いた。
今年もあの味を思い出し、今から実のなるのを密かに楽しみにしている。(笑


最後はこの映像で締めよう。
犬の鼻にもアブラムシ・・・・・・・・。(失礼


「どーこさ、顔突っ込んでるだ~!」


  


Posted by じん at 11:47Comments(2)植物

2009年04月18日

雪恋しさに

久しぶりに昨日お山に行ってきました。
何しろ、2カ月以上山行をさぼっている。
「ぼやぼやしていると、雪無くなっちまうぞォ~」そんな感じで・・・・。

5:30頃、美濃戸出発。
行者小屋までの南沢コース、歩き始めはところどころ凍っているものの、雪は無し。
30分ほど歩いていよいよアイゼンをつけるころになると、何故か嬉しくなって。

ここから見る大同心が好きです。



行者小屋近く、目指す赤岳を見るとガスが勢いよくブッ飛んで。



今回もまた強風で厳しそうな雰囲気でしたが、
地蔵尾根を登ります。





稜線に出て赤岳方面を見てもこの通り。



時折、小海方面が見えましたが頭上の暗雲が怖かった・・・。



山頂付近は微かにえびのしっぽが付いていて、ちょっとだけ冬山の雰囲気。



2本の足とピッケルで、耐風姿勢をとりながら。



なんとか山頂へ。
今回は凍っている足元と強風とで、ピッケルが大活躍でありました。



赤岳山頂を後にする頃、少しガスが切れて視界も出てきました。
権現岳と奥には南アルプスの山々。



前回、2月に行った硫黄岳もだいぶ雪が少なくなっているようですね。



どこから見ても特徴的な阿弥陀岳の山頂。
八ヶ岳の主峰ではないけれど、大好きな山です。



最近何かと仕事が忙しく、疲れ果てた体に鞭打って登ってきた今回の山行。
大好きな阿弥陀様は拝むだけにして、文三郎尾根を下っています。



スッキリ晴れてきましたョ、今頃・・・。
(日頃の私の行いがばれてしまいますね)



行者小屋から美濃戸への道は昼近い時間ということもあって暖かい、
雪はあれども春山を感じました。






ではまた。




  


Posted by じん at 00:09Comments(5)登山

2009年03月18日

暖かい!

本日の松本市の現在気温はなんと20度。
今年初めての20度越えかと・・・。

居間以外、暖房をしない我が家だから、
こんなに暖かいと、トイレに行くのも、台所に立つのにもと~っても楽。
ついでに、犬の散歩も楽でございますなぁ。

という訳で、ストーブの出番も今日は無し。
三寒四温の時期なので、
これからもまだまだストーブ君には活躍してもらわなければならないのでしょうが・・・。

散歩のついでに、カメラを持って辺りを見ると、
春はもう既に訪れているのでありました。


この白梅はとっても香りが良くて。
写真を撮りながら、視覚と嗅覚で春を実感。


お!紅梅も


紅白の梅、いいですね~、おめでたい感じで。


足元に目を向けると、
春の定番、オオイヌのフグリとヒメオドリコソウが。




踊り子さんたちは、まだ恥ずかしげにちょこっと顔をのぞかせている、という感じでしょうか。

オオイヌのフグリは、私は大好きな花なのだけれど、
私はあえてその呼び方では呼ばない。
何故か・・?
フグリとは陰嚢のことだからだ。
つまり、オオイヌのフグリとは、「犬のき〇たま」。
(オオ・・・が付くのは、イヌのフグリに対して付くものなのか、単に大イヌのことなのか分からない・・・)

以前別の場で、同じような記事を書いたことがある。
その実の形を、イヌのき〇たまの形にそっくりだと言って、
オオイヌのフグリと名付けた先達の観察力に敬意は表するが、
わたくし個人としては、その実を形容するよりも、
その美しくかわいらしい花を想起させる名前を付けてほしかったと思うのだ。

では、その美しくかわいらしい花をどう(私なりに)表現するか?。

私にはその花が’空に咲く小さな瑠璃色の星’に見えてならない。
なので、私は勝手にこの花を、「ルリホシソウ」と名付けて呼んでいる。

とまぁ、かつてそんなことを書いた。

今でもやはりその気持ちは変わらず、この花を見ると相変わらず「ルリホシソウ」と呼び、
私にとっては、梅の花以上に春の訪れを感じる、
ありがたくも大好きな花なのである。


さて、地面に向けていた目を上空に馳せると、黄砂で霞んでいる。
ついでに杉やヒノキの花粉も飛散しているとのこと。

かつて、私はひどい花粉症であった。
ところがここ数年、薬も飲まずに平気でいられる。
花粉症が完治した、などということは聞いたことが無い。
先日テレビを見ていたら、年とともに免疫力も落ち花粉症も楽になるとかなんとか・・・。
ってこたぁ、何かい??歳ってことかい~。??
(歳とってからも花粉症になる人もいるので、無知な私にはこの辺の詳しいことは分からん?)


まぁ、いい。

以前花粉症の酷かったころにはありえなかった洗濯物の外干しを・・・。
黄砂だろうが、花粉だろうが、気にしない、気にしな~い。(笑
天日干しはやっぱり気持ちいいのだ。

だけれど、こんなに暖かいとお山の雪崩が気がかりですな。
今月はお山に行けないかなぁ~。
雪、恋しいなぁ・・・・・。




  


Posted by じん at 15:53Comments(2)植物

2009年03月05日

ぼろ車・・・。

またまた、日々の下らないことを書いてしまおう。
何しろ今日は、いままで気が重くて仕方のなかった、
私にとって一番の難関である書類をずらりと書き終えて気分がいいのさ。

この一カ月というもの、この書類が気がかりで気がかりで仕方なかった。
前回の日記に書いたように、大好きなお山も封印し、
草案を練り上げ、とりあえず書き終えることができた。
後はちょいと周囲を走り回り、集める書類があるのみだ。

先は(終わりは)見えた。
目の前にぶら下げた人参に手が届く日も近い。(人参=お山)
もうひと踏ん張りしてかたずけてしまおう!

そんな忙しい一ヶ月を過ごしてきたのだけれど、そんな時に限って余計な煩わしさが加わるものだ。
車検だ。

これ。
この車。




初年度登録は平成3年登録だから、かれこれ18年落ちになるのだろうか。
中古で8年ほど前に買ったものだけど。」
走行距離は18万キロ目前のぼろだ。
今回の車検を前に、よほど別の中古車に買い替えようかと思い悩んではみたものの、
先立つものも無いし・・・・・・・・。(爆

私は自動車業界の一角に、今は携わっている。
「車でも買って、自動車業界の景気回復に貢献せよ」なんて声も聞こえそうではあるが、
無い袖は振りようが無いのである。(埃しか出ん・・)

とは言え、よくよく考えてみると、
ぼろなりに結構気に入っているところがそれなりにあるのだ。

1、運転席が高いので見晴らしがいい。
2、走らない、曲がらない、止まらない、三拍子整っているので緊張感の余り眠くならない。(笑
3、車内が広いので、まともに足を延ばして眠ることができる。
4、同じ理由で、登山前後の車内での着替えが楽だ。
5、回らないエンジンならではのトルク感がトラックみたいでいい。(以前大型トラックで長距離を走っていたことがあるので)
6、最低地上高が高いので登山道直前のダートでもまぁ少しは安心。(4WDだしね)

これらの理由を金欠に無理やりこじ付け、車検に入れてみたのだが。
今回は修理個所も多く、目玉が飛び出しそうな金額だった・・・・。
足回りのスタビライザー、ゴムのブッシュ類がすべてダメ。
まぁ、18年落ち、18万キロ走行なら無理もないか。
むしろ危惧していたエンジン、ミッション周りが無事だっただけ良しとしましょうか・・・・・。(と無理やり納得)

こうしてあと2年ほどは付き合うこととなった我がぼろ車。
車検に関係は無いが、我が家の誰かさんが壊したところもいくつかある。
誰かさんとは、こちらの方だ。





「??…はぃ~?、何か言った?」って顔してますね~。寝ぼけてますね~。
お気楽でいいなぁ~~~。

助手席は完璧にこいつの指定席になっている。
(因みに、私の隣にいるから幸せ~♪、なんてSweetなことは全く無い!。 
 試しに友人が運転しても同じ態度であった・・・。)

その助手席の窓にあるサンバイザーを壊したのは誰だ~!。
センターコンソールにあるパワーウインドウのスイッチを土足で?踏みつけて壊したのは・・・・・・!。
(割れているだけで今のところ、機能はするけれど)

そんな悪さをしつつも、こいつはこの乗り心地の悪い車に乗って出かけるのがとっても好きだ。
私が運転中の時には何があっても手を出すことは無いし、(助手席に居られれば誰が運転してもいいんだとさ。)
当然、車酔いしたことも無い。

後2年、この車であちらこちら行きましょうかね。
なぁ、りょうちゃん!



「んん~~~~~??」









  


Posted by じん at 17:37Comments(0)下界の日々

2009年03月01日

あぁ、お山に行きたい・・・。

ここ一カ月というもの、揃えなければならない書類や、
書き上げなければならない書類に追われている。

一番苦手な分野だ。

こんな時、すべてを忘れてお山に行きたくなるのだが、
心に引っかかったものを、お山で思い出しては最悪だし、お山に対して失礼だ。
すべてをきれいに片づけてから、心晴ればれと山歩きを楽しみたい。

心が晴れてさえいれば、
たとえこんな天候でもかまわない。

できかけのセッピ。




白いけれど・・・・。




こんな世界だって、最高さ!




気持ちよく、お山に行けるように、もうしばらく頑張ります・・・。


  


Posted by じん at 01:08Comments(2)下界の日々

2009年02月09日

先日の硫黄岳、追記。

硫黄岳への長野県側からのアプローチは一般的に二つ。
ひとつは桜平から夏沢鉱泉、オーレン小屋、夏沢峠を経由するルート。
もう一つは、美濃戸から赤岳鉱泉、赤岩の頭を経由するもの。

情報では桜平まで自家用車は入れなくなったとのこと。
(夏沢鉱泉の情報より)
なので今回は美濃戸から。

美濃戸から赤岳鉱泉への道(北ルート)は、懐かしい限り。
二十五年前、高校生の時に歩いたことがある。
去年の晩夏にお山に復活して以来、赤岳には二回ほど登らせて頂いているのだが、
どちらも美濃戸から南コースをたどって行者小屋を経てのルートだった。

美濃戸の駐車場の管理をされている赤岳山荘の扉の隙間に、
車のナンバーと日帰りであることなどを書き、
一日1000円也の駐車料金を入れた封筒を差し込んで、
5:30 ヘッドランプをつけて出発。

北沢コースは堰堤広場までの小一時間ほど車道を歩く。
一般車はもちろん進入禁止だけれど、
広い道は私の旧式ヘッドランプの暗い明かりでも歩きやすかった。

堰堤広場に着いた頃、辺りもだいぶ明るくなり、ヘッドランプを消灯。
トレースもはっきりとついていて歩きやすい。
こんな道を歩いているとうれしさの余り、だんだんと顔がほころんでくるような気がして。




雪景色は大好きだ。
大きな木は以前私が歩いた時にも会ったことがあるはずだ。
「お久しぶりです」なんて声をかけ、そっとその幹に触れながら・・・。
これは川の写真だけれど、
ぽっこりした雪がかわいいでしょ?




不思議なもので、歩くスピードで感じたことは結構覚えているものだと。
ここで昔、写真を撮ったな、とか。
再び生きて自分がここにあることがうれしかった。

そんなことを思いながら、赤岳鉱泉到着。
7:23 おぉ、これがアイスキャンディーですね!







さて、ここからは初めての道。
まずは赤岩の頭を目指しましょうか。

途中、頭上にこんなものが。



頭にグサッと刺さった一コマ漫画を想像してみたり。
(カメラのレンズが凍っていて白っぽいですね・・・)


赤岩の頭にはあっけないほど、ひょっこりと到着。
樹林帯から抜けたら間もなくです。

赤岩の頭直下。
ガスが切れるといいお天気で。




赤岩の頭、ガスにまかれていますが。
9:12



この後の硫黄岳山頂記事は、前回に書いたとおり。


帰りの道(下り)も登りと同じルートを。

赤岩の頭から少し下った所にある、印象的だったダケカンバの木。




おっ、大同心様のお出ましだ。


私は岩も氷もやらないけれど、この大同心、小同心の岩にはいつも感動させられています。
なんだか、スモークの中から怪獣が現れたみたい・・・。


あら、阿弥陀様もお出ましに・・・。



強風のようですね~。
お姿を見れただけでもありがたいことです。
南無阿弥陀~。


南無とは仏教用語で帰依するという意味なのだとか。

また何時か、訪れさせてくださいまし。


12:40 美濃戸駐車場着。
帰り際、赤岳山荘のおばちゃんに、「駐車場代、わかりましたか~?」と挨拶。
「お兄さんがいれていってくれたの~」とのこと。
お、お兄さん・・・って。
見てくれはオジサンなのに、お上手ですこと(爆

赤岳山荘にも犬がいる。
今回、私も犬を車の中に連れてきていたので、
山荘のおばちゃんと犬の話で少々盛り上がる。
楽しいひと時でした。

また、お世話になりますよ~。

その後、例によって温泉に浸かり、美味しいラーメンを食べて帰宅。
贅沢ですね(笑。











  


Posted by じん at 15:37Comments(5)登山

2009年02月05日

硫黄岳でブロッケンを

2月3日、八ヶ岳の硫黄岳に。

今回はずくを出して、午前2時に布団をはねのけ・・・・・・・・・・・。(爆

まぁ、そんなことはさておいて。

ほぼ一カ月ぶりになってしまったな~、お山。

展望は無かったものの、たーくさんいいものを頂いてきました。

そのひとつ、二十数年ぶりに見たブロッケン。
写真が良くなくて申し訳ないのですが、こんな感じ。





硫黄岳山頂の様子。







展望は無くとも、楽しい山行でした。

今日のところはこの辺で。


  


Posted by じん at 00:50Comments(8)登山

2009年01月30日

四半世紀前の槍ヶ岳

つい先日の28日、八ヶ岳に行こうと思っていた。
一週間も前から天気図をチェックし、準備万端整えて・・・・。

結果は、自分に負けてしまった。
恐怖心と、温かな布団の誘惑。

午前2時に起きてはみたものの、
「う~~寒い寒い」と二度寝。
登山に復活して間もない私には、まだまだ冬山は怖い存在で。

再び起きたのは午前9時。
この時期にしては恐ろしいほど穏やかで暖かな<お山日和>のお天気だった。

「しむゎっとぁぁぁ~~~~~~っ!!!!!」

後悔ばかりが募る。
長野の方言で言う所の、「ずくなし」になってしまった。

やはり冬山に行くには用意周到な準備と気合が必要だ。と思う・・・。

「気合いだ!気合いだ!きあいだ~~~っ!」



私が高校生の頃、学校では冬山登山禁止令が発令されていたが、
そんなのお構いなしに私は冬の山に出かけていた。
休日明けの日には、きたなく雪焼けした顔で登校していたので、
山岳部の顧問の先生には違反ばればれだったけど、
先生も器が大きくて、「おぅ!どこ行って来た?」なんて感じ。

昔から私は無茶をする方ではなかったようで、(小心者とも言う)
冬山も、まずは近くの秩父や奥多摩の山からトレーニングをし、(当時、埼玉県民だった)
やがて、八ヶ岳や北アルプスに遠征することになるのだが、
その時の怖さといったら・・・・・。

恐怖と不安。
それに打ち勝つには、それまでに自らが積み重ねてきた経験、知識、体力、
頼りになる道具たち。
後は、根性だ!。

今回は、その根性が足りなすぎたようで、
我ながら情けなく、自己嫌悪になりそうなくらい。

四半世紀前の、多少は気合の入っていた自分を思い出す意味も含めて、古ーい写真をアップしてみよう。
(リバーサルをスキャナで読んだので、画像が悪そうだけれど・・・)
時期は5月の連休(25年前の)、絶好のお天気に恵まれた槍ヶ岳。




新宿発の夜行バスで上高地に入り、確か二泊三日の行程だったと思う。
一人でテントや食料を背負い、槍の肩で一泊したことが今の体力からすると嘘のようで。



槍の穂先。




空の青と、雪の白。
そして岩の黒と三色しかないような世界。

私の大好きな世界なのだが、再会できるだろうか。
今後のトレーニングと、私の<ずく>にかかっている?。(笑





  


Posted by じん at 13:44Comments(4)下界の日々

2009年01月16日

天気明朗なれど風強し。(松本市)

予定では、今日八ヶ岳に登山の筈だった。
今朝3時に起きてはみたが、あまりの寒さに布団にもぐりなおしてしまった・・・。
8時頃の天気予報を見ていたら、今朝はなんでも今年一番の冷え込みだったそうな。
「へぇ~~」。

カーテンを開けて外を見ると、結構な風が吹いている。
「こりゃぁ~、山に行かなくて正解だったなぁ~」なんて、
根性不足を屁理屈でこじつけてみたけれど、
気象庁のホームページで八ヶ岳界隈の細かな観測状況を見てみると、
原村、諏訪市辺りは穏やかそうだ。

「やっぱり、行けばよかったか・・・」
後悔は募るばかりだけれど、
原村や諏訪市の里は穏やかでも、きっと八ヶ岳の稜線では強風だったことだろうと思って諦めることにしよう・・・。


私はこのように、もやもやとした気分だけれど、
元気なのは、こやつだ。

スタンバイ中、「なげろぉ~~~~」



先日降った雪での遊び。
雪玉を待っている。

「それっ!」
雪玉を放る。
上手にエアキャッチ?できますでしょうか・・。


キャッチと同時に砕け散る雪玉。


捕りましたとさ。


時として、遊びに気合が入ると、
こ~んなホラーチックな顔になります・・・・。


「怖ぇ~~~~!」

「あ!、あなたは女性でしたね…。ごめんなさい、失礼なこ・」
「ガルゥ~~~~~~~~~~~。」



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Posted by じん at 16:46Comments(10)黒い犬